【Summer Pockets RB】あり得ないルートで攻略してしまった人の末路③

こんにちは!

 

Summer Pocketsの感想記事もついに最終回を迎えました。

 

過去二回は個別ルート8つについて紹介しました。

hekoheko.hatenablog.com

 

hekoheko.hatenablog.com

 

 

今回はグランドルートとも言えるALKAルートとPocketルートです。

通常ALKA⇒Pocketルートでプレイするようにゲーム自体も誘導しているはずなのですが、何故か私は順序を逆にプレイしてしまいました

この二つのルートはトゥルーエンディングとも言えるこのゲームの真骨頂なので間違えるべきではないのですが、やってしまいました。

 

なぜ間違えたのか?

ALKAとPocketルートの二つは他の個別ルートとは異なり本編ではなくタイトル画面から選択して見ることができます。

本来はALKAが先に表示され、その後にPocketルートが表示されるのですが先に8つの個別ルートをプレイし終わった時にタイトル画面にはこの二つが表示されていました。

どちらが先に出てきたのか忘れてしまったので何となくPocketルートを選んだのが間違いの始まりでした。

 

ここからはネタバレありの感想なので未プレイの方は決して読まないでください。

 

 

Pocketルート①:間違いの始まり

上記の理由で何となくで始めたPocketルート。

ここでは新登場のキャラクター七海の視点から物語が語られます。

 

七海はしろはがまだ子供の頃の時代にタイムスリップしますが、その過程で記憶を失ってしまい何故この時代に来たのかを忘れたところから始まります。

七海が来た時代はしろはが両親を一度に失った時代でした。

しろはの父親は事故で帰らぬ人に、母親はそれを追うかのように謎の行方不明になります。

まだ幼いしろはにとって耐えがたい悲しみの最中にあり、七海はしろはの父親が定食屋で作っていたチャーハンを再現しようと材料始めなど奮闘し、その中でしろはも心を開いていきます。

 

そして七海は思い出します。

しろはに楽しい夏休みを過ごしてもらうためにこの時代に来たのだと。

しかし両親を失ったしろはの悲しみは深く、過去に逃げようとします。

しろはの家系、鳴瀬家は代々心(記憶)を過去に戻る能力があります。

しろはルートでしろはが見ていた未来予知は実は未来のしろはの記憶が過去に戻ってきたものを断片的に見ていたものでした。

 

このまま過去に縛られてしまうしろはを止めようとこの時代になっていた七海の正体はなんとうみでした。

うみという本来の姿を現したことで幼いしろはは鳴瀬家の力で未来からやって来た本来のしろはの姿に戻り、うみのことを思い出します。

そして、このような形で過去で出会ってしまうと違う未来になってしまうためうみがしろはと過ごした楽しかったあの夏休みが失われると、自分の子供ではなくなってしまうと悲しみに暮れます。

 

いや、ちょっと待って。

え?

しろはとうみって楽しい夏休み過ごしたっけ?

うみってしろはの子供なの??

何か重要なことがさらりと語られていることに唖然と混乱の渦に飲み込まれます。

 

そして

あれ、もしかして読む順番間違えた?

ここで自分の過ちに気が付きました。

 

ということでここで中断してALKAルートに行きました。

 

ALKAルート:ぼくたちのなつやすみ

重大なミスに気付いてALKAルートを始めます。

ALKAルートは先ほど述べたしろはとうみの楽しい夏休みが描かれますが滅茶苦茶泣きました

 

話はハイリが島に来た時から、つまりオープニングからやり直します。

しかしうみの様子がおかしいです。

うみと言えばハイリと一緒に加藤家に居候しているはとこで子供の割にしっかりとしていました。

ところがALKAルートのうみは別人とも言えるほど幼児のような言動をしています。

しかしハイリにとっては初めましてなのでそのまま話が続いてきます。

ちなみにPocketルートのやらかしでうみはハイリとしろはの子供と知った上でプレイしたので、ハイリと初めて会った時のうみのぎこちない振る舞いの意味がとてもよく分かりました。

やらかしたからこそ気付ける描写でした。

 

ALKAルートでは幼児化したうみの要望でしろはは母親役を引き受けます。

始めはスイカバーという報酬のためでしたがうみと過ごすうちにしろはの心境も変わっていきます。

自分がしたいことを表現できないほど幼児化したうみの要望をくみ取るためにハイリは未来日記をうみに書かせてそれを実現させることにしました。

折り紙を折ったり、スライダープールで遊んだり、一緒に眠ったりと様々な思い出を作る中で天気が必ず当たっていることに違和感を持ち、しろはは鳴瀬家の未来予知の力を持っていることに気が付き距離を置きます。

うみはしろはの子供なので未来予知を使えるのは当然なのですが、しろはからしたら得体のしれない恐怖を感じたことでしょう。

 

そしてうみの口からうみの正体がハイリに明かされます。

ハイリとしろはの子供であるうみは未来からやって来てこの夏休みを何度も繰り返していると。

つまり、これまで紹介した個別ルートはうみが繰り返してきた夏休みの出来事だったと壮大な種明かしがここでされます。

未来の世界ではしろははうみを生んだ時に死んでしまい、ハイリはネグレクトに近い状態でうみと過ごしていました。

もうこれってクラナドじゃんと思わずにはいられませんでした。

 

しろはの13回忌に父親になったハイリはうみを置いて鳥白島に法事に来ますが、うみもこっそりついてきてしまいます。

そして体ごと過去に本編の時代にタイムスリップしてしまいます。

しかし夏休みが終わるとまた夏休みの始まりに戻るというループを繰り返していました。

何度も繰り返す理由はしろはと楽しい夏休みを過ごすため

しかしぼっちのしろはと仲良くなるのは至難の業でした。

夏休みを何度も過ごすループにはデメリットがあり、繰り返すほど自分から大切なものが失われていきます

それがうみにとっては幼児化という形で表れていました。

実は個別ルートをクリアしてはじめからを繰り返すと徐々にうみの言動が幼児化していく仕様がありました。

私は島を探索するタイミングのセーブデータだけを使っていたのでそういった仕掛けがあることはすべて終わった後に知りました。

これもやらかしてしまった点です。

 

これほど大切な話でもハイリは忘れてしまいます。

そして日を追うごとにハイリもしろはもうみの存在そのものを忘れるようになっていきます

それは何度も夏休みを繰り返したうみの限界が近づいていたことを意味します。

どれだけ大事に、忘れないと誓っても忘れてしまううみの存在。

それを思い出すたびに胸を締め付けられるハイリとしろは。

そしてとうとう完全に忘れた二人は花火大会に行きます。

なぜそうべきと感じていたのか忘れながら打ち上げ花火を見ていた二人でしたが、うみが二人のところに現れてすべてを思い出しお互いの気持ちをぶつけます。

しかしそれも花火のようにつかの間の時間でうみは力を果たし姿を消してしまいます。

 

そしてうみの出生までの話が語られます。

年月が経って二人は付き合い、島で暮らすようになり、しろはは妊娠します。

幸せのはずがしろははうみが生まれる直前に久しぶりの未来予知をしてしまいます。

そしてうみの未来には自分はいないとしろはは知ることとなります。

その理由はうみも未来予知する力を受け継いでおり、それを防ぐ方法を探すことで憔悴してしまったからです。

 

しろはは命を落とすときに鳴瀬家の力を使って過去に心を飛ばしてしまいます。

その過程でしろははすでに経験した未来を断片的に見るようになり未来予知をしている思い込むようになります。

そしてしろはは過去に戻ってはうみを生むときにまた過去に戻るというループを繰り返すこととなります。

うみはそんなしろはを救うために最後のタイムスリップをすることを決意します。

そして話はPocketルートに繋がれます。

 

ALKAルートは物語の根幹を明かすとても重要なルートでした。

これを読んだうえでPocketルートに行けば七海の正体はうみだというのはすぐ分かるのですが、順番を間違えたせいで私は七海はハイリだと思っていました

そのせいでうみの姿に変わった時はかなり驚きました。

順番を間違えたせいで他の人が味わうことができない驚きを知ることができたとも言えます。

ALKAルートを読むとうみの決意や葛藤が裏で繰り広げられていたのかと途方もない気持になります。

うみの存在を忘れてしまうのはクラナドの風子のエピソードを思い出しました。

あの話もめちゃくちゃ泣いたので、この展開は泣くに決まっています。

特に打ち上げ花火のシーンが見どころですが、プレイしてずっと夏休みの定番の打ち上げ花火がないことに違和感を感じていましたが、ここで来たかとうみやしろは、そして読者の胸にしまい込んでいた気持ちが花火のように勢いよく開いた印象を受けました。

このシーンに流れる歌「夜奏花」も感動を盛り上げてきて最高に泣けました。

 

Pocketルート②:夏の迷い後

というわけでALKAルートを読んだうえで再びPocketルートに戻ってきました。

これで何が起きているのか理解しながら読むことができました。

 

自らを犠牲にして幼少期のしろはに会いに来たうみの目的は楽しい未来(これまでのルート)を見せることでしろはが過去に戻る能力を発生させないことにありました。

しろはもうみと同様に無限ループに閉じ込められており、そこから解放させることがうみがここに来た理由です。

しかしそれはうみが生まれる未来を消すことに繋がります。

そんな覚悟で来たうみをしろはは抱きしめて子守唄を歌います。

正直、ゆりかごのうたをここで歌うのはずる過ぎです。

私も母親に子供の頃に同じ歌を歌ってもらっていたので心が完全に過去に戻ってしまいました

そしてうみは消えてしまいます。

 

そこからまた未来、本編の時代。

ハイリは鳥白島にやって来ます。

しかしここのルートでハイリはひたすら遺品整理をするだけで島民と大した交流を持ちません。

正直これまでのルートで遺品整理はどうしたの?とずっと思っていたのでやっとかと思いました。

しかし本来そうあるべき夏休みは味気なく、何も起こることもなく終わりを迎えます。

ハイリは目的を果たし船に乗って島を出ようとしますが、しろはを見つけて船を飛び降りて戻ってきます。

その理由はチャーハンを教えてもらうため。

うみもいない、何もない夏休みでも二人の結ばれる運命は生きていました。

 

そして時代の狭間で彷徨う七影蝶となったうみを識は連れ出します。

連れ出した先はさらに未来。

目を覚ますとハイリとしろはがいました。

死んでしまったしろはが生きている、ネグレクトでなくなったハイリがいる、うみにとって一番理想的な世界がそこには広がっていました。

こうして夏の迷い子、うみの長い旅は幸せな結末を迎えるのでした。

 

以上が話の終わりです。

長い長い旅の末、自分をすり減らして犠牲にした先に幸せがちゃんとあって、まさにハッピーエンドでした。

七海の正体がうみと明かされ、しろははうみをこのせいで失うことを知るシーンが泣き所でした。

うみという名前は「未来に羽ばたく」ことを祈って羽未(うみ)という由来がありますが、作中ではずっと未来ではなく過去に縛られていました。

それが最後はちゃんと未来に羽ばたけたのは報われたと感じました。

 

全体の感想と考察

プレイする前は子供の頃の夏休みを思い出させてくれるものだと思っていましたが、うみの壮大な旅の話でみんなが勧める理由がよく分かりました。

各ルートの話もどれも素晴らしく、省略できなかったのでこんなにも長くなってしまいました。

しかし、どのルートも素晴らしかった半面、一人を選べば残り全員は救われないという悲しさも感じました。

これほど素晴らしい作品だからこそ、最後の二つの順番を間違えたのは辛かったです。

本当に記憶を消してもう一度遊びたいです。

 

各ヒロインも魅力的ですが、他の島民もよかったです。

特に良一と天善は二人ともバカなのが面白かったです。

バカゆえに子供の頃のバカも自然とできてしまう、子供の夏を思い出してくれる存在でした。

公式ホームページには天善が卓球を始めた理由も語られているので要チェックです。

 

個人的に鏡子さんが大好きで鏡子さんルートが欲しかったです。

しかし鏡子さんは謎が多い人物で夏休みずっと遺品整理をしていますが、仕事はどうしたのだろうと思わずにはいられませんでした。

サイドストーリーにてかつて都会で働いていたけれども島に戻ってきたことが書かれています。

その時の貯えがあるのかなとも思っています。

 

チャーハンストーリー

物語で七影蝶や神隠し(タイムスリップ)は重要な要素なのですが、個人的にチャーハンがキーワードだと思っています。

鳥白島では何故かチャーハンに対する情熱は凄まじいという謎の設定があるのですが、それとは別にハイリ、しろは、うみを繋いだのがチャーハンでした。

チャーハンはしろはの父⇒しろは⇒ハイリ⇒うみと継がれていますが、ドラマCDでうみはしろはとチャーハン対決をし、その後公式ホームページのサイドストーリーで島で序列1位のしろはから100点の味と言われています。

こうやって見ると受け継がれていった味とも言えますが、Pocketルートの最後にハイリが島に残ったのもしろはからチャーハンを教わるためでした。

そのチャーハンはうみ(七海)がしろはの父の味を再現したものであり、チャーハンが巡り巡ってハッピーエンドにつながったとも取ることができます。

 

ちょうどプレイしていた時に職場で各自一品食べ物を持ち寄ってパーティをすることになったのですが、迷わずチャーハンにしました。

海外の職場なので食べてもらいやすいようにと一口サイズのおむすびにしましたが好評でした。

私もチャーハンから繋がりが広がっていった一人かもしれません。

 

七海の名前の由来

プレイした後にあれこれ考えたのは七海の名前の由来です。

話の中では記憶を失った時に名前を聞かれてとっさに浮かんだ「七つの海」という言葉から来ていると書かれています。

では、なぜその言葉が浮かんだのか?

七つの海と言えば世界中の海を表す言葉です。

つまり、すべてのルートを見た=すべての世界を見たというのが有力かなと思います。

単純に「うみ」が付いているのもあるかと思います。

また、七つの海の言葉の音は夏休みにも似ているように感じます。

そういったことから七つの海が出てきたのかなと思いました。

ヒロインの数がうみを除くと7人いるのも関係しているかなと思いましたが、無印版は4人しかヒロインはいなかったのでこれはむしろ後付けに感じます。

 

また7は七影蝶にも付いています。

こちらは虹のような色=七色から来ているように感じられ、ALKAルートの虹色の紙飛行機が七影蝶を表現しているのは間違いないでしょう。

そう思うと七影蝶になったうみ⇒七海とも言えなくもないです。

考えれば考えるほどいろいろ出てくるのでどれが正解なのかは個々の解釈に委ねられているのだろうと思います。

 

タイトルはなぜ複数形なのか?

また何故タイトルはSummer Pocketsと複数形なのかも気になりました。

ポケットについては鏡子さんがPocketルートで、子供の頃に拾った大切なものをポケットに詰め込み、時間が経ってその存在すらも忘れた欠片が集まる場所が祖母の蔵だと言っています(実際は祖母の言葉の受け売りだとサイドストーリーで明かされています)。

つまり、ポケットとは大事なものをしまう場所だと言えます。

一つのポケットにいくつもものが入ることを考えると、タイトルが複数形になっているのは、そういったポケットに入れたくなるような夏の大切な思い出を持っている人が何人もいるということになり、ハイリだけでなく他のヒロインたちのことも指しているのではないかと思います。

それは私たちプレイヤーも含めているかもしれません。

 

なぜALKAルートを迎えることができたのか?

うみは母親であるしろはと楽しい夏休みを過ごそうとしますが何度も失敗しています。

しかし何故ALKAルートでは上手く行ったのでしょうか?

そのヒントは公式ホームページのサイドストーリーにあります。

うみのサイドストーリーはしろはとお近づきになるも上手く行かないことが描かれています。

そしてアドバイスをもらうためにのみきにすべてを話してしまっています

その上でのみきはしろはでなく、ハイリと向き合うことを勧めたのです。

ちなみにこれはしろはルートであった出来事であり、このルートののみきはうみの真実を知っていながら過ごしていたことになります。

しろはルートのみ終盤でうみが迷い橘にいるところが描かれていますが、のみきのアドバイスをもらって次はハイリと向き合うことを決めて夏休みの始めに戻ろうとしていたということになります。

 

話は戻しますが、ハイリと向き合うことにした結果がALKAルートだったと言えます。

そう思うとのみきはナイスアシストですね。

しかしALKAルートの時点でうみは幼児化がかなり進んでいたのでそこまで意識していたのかは分かりません。

幼児化して本音が出やすくなったから実現できたとも思うと悲しさも感じます。

 

ハイリはネグレクトだったのか?

作中でうみの父親(=未来のハイリ)とうみは良好な関係を築けていません。

そもそも何も問題がなければ過去に戻って夏休みを繰り返すことはしません。

未来のハイリはあえてしろはのことをうみに触れようとしません。

しろはの写真はすべて処分され、13回忌にも連れて行きません。

これらを見ると酷い父親に見えますが、作中の高校生のハイリとのギャップがありますぎます。

つまり、未来のハイリの行動には理由があったと言えます。

その理由とは鳴瀬家の力をうみに発現させないことです。

しろはのことからハイリはうみにも心を過去に戻す力を手に入れるかもしれないと思っていたことでしょう。

そしてその発現方法はPocketルートの幼少期のしろはにあるように深い悲しみから過去にすがってしまうことです。

つまり未来のハイリはしろはのことを触れるとうみが能力を使ってしまうと考えたので敢えてしろはのことを遠ざけていたと言えます。

それが逆効果でうみは夏休みをループしてしまうことになるのですが、うみを思ってのことだったのは間違いありません。

また、うみルートにて帽子は子供を思ってのプレゼントだと説明していたり、うみ自身もPocketルートにて赤ちゃんのときに誰かに子守唄を歌ってもらったことを思い出しています。

しろははすでに亡くなっているのでハイリが歌っていたことは容易に想像できます。

こういったことからハイリは不器用だっただけでネグレクトというわけではなかったと考えることができます。

 

しろはの母親はどこに行ったのか?

しろはの母親はしろはの父親が亡くなって間もなく行方不明になっています。

幼少期のしろはは過去に行ってしまったと思っていましたが、実際はどうなのでしょうか?

結論としては七影蝶にはなったけれど父親を求めて過去には行っていないです。

七影蝶となったしろはの母親、瞳はうみが七海となるときに力を貸しています。

また、鏡子さんのサイドストーリーでは度々鏡子さんの前に現れて予言を残しています。

その予言はハイリやうみ、七海を指しており、見知らぬ親戚といううみをすんなり受け入れていたのもこの予言に従ったためでした。

そしてそれらがどこにつながるのかと言うと、しろはになります。

しろはの幸せな未来を願って自らが七影蝶になることで導いていたと考えられます。

そうは言ってもそのまましろはの母親としてしろはの側にいるべきだったとは思います。

 

まとめ

考えるとまだまだいろいろと書きたいことがありますが、ここで一旦区切ることにします。

それほど魅力的な作品でした。

個人的にはALKAルートの花火シーンは見ただけで泣いてしまいます。

しろはルートのしろはは具体的な大切な人がいませんでしたが、ALKAルートを通じてうみというかけがえのない存在を手に入れます

うみの気持ちを考えると泣けますが、しろはのそういった視点からでもまた別の思いが感じられて泣けます。

初めてプレイしたKey作品がこれでよかったです。

アニメ化も楽しみです。

個人的に徳田の姿を見たいです。

それでは!!